主要線と呼ばれる
生命線、頭脳線(知能線)感情線
そして、運命線では
「線が分かれる」という状態を
よく見かけることになります。
これがやっかいでもありますし、
細かい鑑定ができるとも言えるのです。
なぜなら、
バリエーションが豊富なため
かなりの知識がないと
正しい鑑定は難しい点がやっかい。
しかし、正しい知識を持ち合わせていれば
かなり細かい鑑定ができるわけです。
今回は
細かく分類するスペースがないので
代表例を用いて、
どのように鑑定にいかしているのか
解説します。
〇 頭脳線の分かれ
メルマガをいつもご覧頂いている方は
私が「分岐」と「枝分かれ」を
明確に分けているとご存じだと思います。
本来は、明確に分類した上で
ご説明するのが良いのですが
初心者の方もわかるように、
細かい事は抜きにして
コツをお伝えします。
一番わかりやすい代表例はこちら
(0156J知能線分岐月丘)
まず、この線の状態は
頭脳線が途中で
「まっすぐ」伸びる方と
「傾斜」して伸びる方に
分かれています。
〇 頭脳線のおさらい
ここでは、
頭脳線の向きについてだけ
おさらいをしておきましょう。
頭脳線が「まっすぐ」な場合は
「現実的思考」の持ち主と
考えます。
時間やお金、数字といった
目に見えることを中心に
考えていくタイプです。
参考記事:頭脳線がまっすぐな人・・・
頭脳線が「傾斜」していると
「想像力豊か」な思考と考えます。
目に見えない価値、雰囲気を
中心に考えるタイプです。
参考記事:頭脳線が傾斜していたら・・・
これを前提に、
頭脳線が分かれている
お話を進めて行きます。
〇 頭脳線の分かれの見方
(0156J知能線分岐月丘)
この図のような場合
どのように鑑定していくのか。
ここでは、
線の太さを考慮に入れません。
線の長さも
「まっすぐ」と「傾斜」両方が
同じような長さであると仮定します。
この場合
「まっすぐ」は「現実的」
「傾斜」は「想像力豊か」が
バランス良く持っている事になります。
そのため、その人の性格も
「現実的な考え」はもちろん、
「想像力も働かせる」ことができます。
例えば、
何かを買うときに
「お得かどうか」
「金額に見合っているか」など
現実的に考えつつも
「買ったらどんなに楽しいか」
「買った後の自分は笑顔か」など
お金でははかれないことも
考慮に入れることができます。
もう少し解説すると
「まっすぐ」の特徴である
「現実的」考え方で
「これは今必要ない」と考えても
「傾斜」の特徴である
「想像力」が強く出ると
「この商品とは運命」
「今買わないと次はないかも」と
考えて、
不要なものを買ってしまう
可能性もあります。
このように、
頭脳線が分かれていると
相反する考え方が
同時に発生します。
これは強みという見方もできますし、
メリット・デメリットを考えて
決めきれない優柔不断の原因と
考えることもできます。
どちらの方がいい
ということもありませんね。
別の言い方をすれば、
いろんな考え方ができるので
器用な人、頭の回転が速い人
マルチタスクが可能な人が多いです。
〇 もっと深く鑑定するには
このように、
相反する手相を
もっと役立つ鑑定にしていくには
「どちらが濃いか」
「どちらが長いか」を
見ることです。
基本的には
「濃くて長い」方を
優先的にとらえていきます。
しかし、ここが
手相の難しいところで
「濃くて短い」線と
「薄くて長い」線の組合せも
存在ます。
そういうときは
一体どっちを見れば良いの??
という問題が出てきます。
これは、一概にはいえず、
何を鑑定するのかによって
どちらの線をメインに考えるかは
変わっていきます。
ここまでくると
かなりマニアックですね(笑)
ついてこれたあなたは
もうプロになれるかも?
ということで、
頭脳線が分かれていたら
今日の記事を参考に
手相を見てください。