私が、手相の中で
最も重要な線と位置づけるのが
頭脳線(知能線)です。
生命線と同じように
その人を司る
とても大切な線です。
その濃さについて
お話していきます。
〇 頭脳線の役割
頭脳線(知能線)は
その名の通り
その人の頭脳、思考を司る線です。
考え方や価値観、
そういった、人間形成に欠かせない
分野を担っています。
詳しいことは、
以前の記事に任せることにしましょう。
参考記事:頭脳線
〇 頭脳線が濃い
頭脳線が濃いということは
頭脳線の役割が
その人の中でとても大きいということを
示唆しています。
しかし、
生命線の濃さと同じように
頭脳線においても、
手相全体が濃い場合と
頭脳線だけが濃い場合が
存在します。
これらは分けて考える必要があるので
ひとつずつみていくことにしましょう。
〇 全体が濃い場合
手相全体が濃い場合は
頭脳線が濃いといっても
ほかの線も濃いわけですから、
そんなに注目する必要はありません。
しかし、線全体が濃いということは
その人の考え方、生き方は
常に目標とともにあり
達成とともにあると言えます。
頭脳線は
どこから始まるのか、
どこに向かっているのか、
どのくらいの長さなのかで
随分意味が違ってきます。
ですから、濃いというだけで、
特に、手相全体が濃い場合は
濃いことに大きな意味はないと
考えるのが妥当です。
〇 頭脳線だけが濃い
手相の中で最も重要な頭脳線が
特に目立って濃い場合は
大きな意味があるでしょう。
頭脳線が濃い人を形成しているのは
間違いなく
「頭脳」であり、
考え方、価値観です。
体の喜び、運動や筋トレよりも
頭の喜びである
知識、知恵、哲学を
蓄えることを喜びとします。
頭脳線の形にもよりますが、
頭が良く、読書好きで
向上心があるでしょう。
難点があるとすれば
頭でっかちというか
堅いというか
理論武装しやすい傾向にあり、
チャレンジするよりも
シミュレーションで満足するタイプです。
実行が伴わない可能性があります。
しかし、その頭脳を生かして
道を切り開いていく可能性も
多分に秘めている為、
可能性をどれだけ引き出せるかが
単なる頭でっかちと
実力の伴った頭の切れる人になるかの分かれ目になります。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、
若い頃は頭が良いなら
人を下に見てしまうのも
やむを得ないと思います。
問題は成長するにつれて
謙虚さを兼ね備えていくかどうかです。
ただ、頭脳は悪いよりも
いい方が当然いいですから、
頭脳線が濃いというのは
喜ばしいことだと思います。
〇 まとめ
頭脳線は
手相において重要な線。
その頭脳線だけが濃いなら
頭脳を中心に生きていく
タイプである。
その頭脳がどのようなものかは
線の長さや終点などによって
変わってきます。
しかし、頭脳が強みなのは
とても良いことです。
それを伸ばし続けることを
おすすめします。
知恵者であるわけですから、
ピンチにも強いといえます。