「手相が変わる」というお話を
あなたも聞いたことが
あるのではないでしょうか。
私も、手相を習い始めたとき
「そうなんだ」と感動したことがあります。
しかし、その感動はすぐに
「どうやって検証したのか」という
疑問に変わりました。
そうです。
詳細なデータを発表している
手相家はいません。
私の場合は
お客様の手相データがありますので
何日間でどう変化したか
ハッキリとわかります。
私がいつか
本で発表したいと考えています。
〇 手相が変わるということ
私の研究成果でいくと
「手相は変わる」というのは正しいです。
しかし、
生命線が突然短くなる、というようなことは
今のところ起こっていません。
これは、頭脳線も感情線も
運命線も同じです。
主要線が
突如として、伸びたり
現れてくることは
極めてまれです。
では、何が変わるのか。
それは、
「印」や「紋」と呼ばれる
「島」や「フィッシュ」に代表される
手相に出る小さな形と、
今日からお話していく
「線の種類」が変化していくのです。
これは、細かく観察しなければ
わかりません。
ちょっと占いに行ったくらいでは
「手相が変わった」なんてわかりません。
しっかりとデータをとるからこそ
わかることです。
なぜここまで力説するかというと
「変わる」部分を見るからこそ
手相が当たる可能性が高くなるからです。
今後を占う上で重要な役割を果たすのが
「線の種類」です。
今日は「支線」についてお話します。
〇 支線
手相が「分かれている」状態を
あなたも
見たことがあるかもしれません。
一言に「分かれている」と言っても
手相学的には種類があります。
「分かれている」ことの基本が
今日の「支線」です。
支線とはこのような状態です。
支線は分岐や枝分かれと表現されますが、
分岐とは違います。
枝分かれという表現は
支線と同等と考えますが、
ここでは「支線」と表現します。
「支線」の定義は
「太い線の途中から発信する
細い線」のことです。
わかりやすく言えば
生命線や頭脳線という
太く濃い線の途中からスタートする
細い名前のない線の事です。
途中というのがポイントで
先端が分かれるのは別の名称に定義します。
例えば
頭脳線の途中からよくわからない線が出ているという
ご質問を頂く事があります。
それが「支線」です。
線の意味がわからないときは
まず、「支線」かどうか判断しましょう。
〇 意味
支線にどのような意味があるのかというと
「支線」自体に意味はありません。
大切な事は
「支線」が
「どこに向かっているのか」です。
頭脳線の支線が
「勤勉」を示す丘に向かっているのか
「健康」を示す線に向かっているのか
ということで、
意味を判断します。
もちろん、どこから始まるのか
ということも非常に重要です。
つまり、支線は
「何線」から始まって
「どこに向かっているのか」で
意味を判断していくことになります。
〇 まとめ
手相が変化するのは
主に「印」「紋」そして「線の種類」です。
今日のテーマである「支線」は
「何線」から始まって
「どこに向かっているのか」で
意味を判断することになります。
このような細い線を
分析できるようになると
手相鑑定の精度はグッと上がります。
金運や結婚の線よりも
非常に地味でつまらないと
感じる人も多いですが、
実はこういう細かいところが
肝心なのです。