前回の
手相タイプ別
子どもの接し方が
大好評です。
調子に乗って(笑)
今日は
「しかり方」を
手相タイプ別に
お届けします。
〇 タイプの分類
タイプ分けに統一感がないと
混乱しますので
前回活用したタイプを
そのまま活用します。
大きく分けていきますので
あなたのお子様が
どれに当てはまるか、
考えてください。
1.手が大きい
2.手相が濃い
3.手相が薄い
4.線が多い
5.線が少ない
6.マスカケ線
この6つに分類したいと思います。
これら6つのパターンで見ていくわけですが、
間違えて欲しくないのは
「こうやって叱ればいい」という
ことではありません。
厳しいとき叱る時は必要ですが、
一番は自然と導いてあげることです。
その上で、必要な時に
どのように叱れば良いかということであって、
「これで叱れる!」と考えて
お子様にあたることがないように
してください。
〇 手が大きい子
前回、お話したとおり
手の大きい子は
優しい心の持ち主です。
叱られる事に対して
臆病になる部分もあるでしょうし
自分の責任として
重く受け止めすぎる傾向に
あります。
ですから、何か悪いことをしたときも
もしかしたら、
「優しさ」から出た行動
かもしれないのです。
ですから、
「どうしてそういうことをしたのか」
という事をまず聞いてあげましょう。
そして
肯定した上で
なぜダメなのか
諭しましょう。
〇 手相が濃い
手相が濃い子は
自分の意見をしっかりと
持っていて
主張することが出来る
タイプです。
こちらが
いきなり叱っても
立派に応戦してくるでしょう。
まずは、主張を聞きましょう。
どんなに理不尽な言い回しでも
グッと我慢して
受け止めます。
その後、叱りましょう。
叱っている最中も
「あなたはどう思う?」と
意見を求めます。
いっちょ前に主張しますから
それを受けてまた叱るという
流れがベストです。
大切なのは
子どもの主張に
こちらがイライラしないことです。
〇 手相が薄い
手相が薄い子は
自分の意見を
主張しないタイプです。
叱れば叱るほど
内にこもっていきます。
叱ったところで反応がないため
より一層大人が叱る
というか、怒るという
悪循環に陥りやすいです。
こういう子は弱いわけではないので
自分の中でしっかりと考え
行動できます。
叱る時には
コミュニケーションとして
「自分の意見を言う」重要性を
教えてあげましょう。
ということは、
子どもが何か言ってきても
頭ごなしに否定しては
いけないということです。
大人の力量も試されます。
〇 線が多い子
線が多い子は
悩みやすい傾向にあります。
悩みやすいということは、
優柔不断な傾向にある
ということです。
私は悩むことは
悪いとは思いません。
しかし、決められないことは
人生に大きな損失となります。
前提として
その子の意見を
しっかり聞いた上で
という条件ですが、
大人がある程度
選択肢を絞ってあげることが
効果を発揮します。
迷っている中で
不要だと感じる選択肢を捨てて
必要な選択肢から選ぶ練習を
させてあげましょう。
〇 線が少ない子
線が少ない子は
ハッキリと
すぱっと決められる傾向です。
ですから、
こちらが叱る時はたいてい
「もっとしっかり考えなさい」
と感じるときになるでしょう。
すぐに決められるのは
本人の良いところです。
いかにそこを残しながら
熟慮する大切さを
教えられるかです。
こういう子に叱るときは
包み隠さずストレートな表現で
伝えるのが一番です。
〇 マスカケ線
マスカケの子は
理性的な子と
感情的な子に分かれます。
理性的な子は
どんなしかり方をしても
自分で消化していきます。
もちろん、人格を否定するような
言い回しは避けなければなりません。
問題は感情的な子です。
ストレートに伝えれば、
むくれるか、すねるか
感情をあらわにするか
親はお手上げになることが多いです。
言っておきますが,
私はマスカケの子の
性格が悪いと
言いたいわけではありません。
それだけ、
自分の中にエネルギーを溜めていて
何かを達成できる人物なのです。
真っ正面から戦っても
悪循環なので、
叱る前に
ルールを自分で決めさせましょう。
例えば、ゲームは勉強してからなど、
これを、親が決めるのではなく
本人に決めさせます。
その後ルールを破ったら
「自分で決めたんでしょ」
という叱り方が理想です。
なぜなら、
自立心旺盛ですから、
自分の言ったことは
守りたいという思いは
常にあります。
すぐに出来なくても
本人に責任が及ぶような
叱り方をすれば
自立した大人になっていく
事でしょう。
〇 まとめ
叱り方という割には
「子どもの意見を聞きましょう」
「導いてあげましょう」と
叱り方じゃない!と
言われそうですが、
自分自身を振り返っても
感情的に叱られたときは
嫌な気持ちの方が
強く記憶されると
思いませんか?
叱ることは
厳しくすることでありますが、
相手を打ちのめすことでは
ないのです。
あくまで、
ひとりの人間として
尊敬した上で
必要なことを伝えるのが
叱るということです。
叱るのであれば、
叱った後に
それを引きずらない
潔さが必要です。
子育ては本当に大変です。
ひとりで抱えきれないときは
爆発する前に
鑑定にいらしてください。