私の講座や動画は
「現実的」過ぎて
ガッカリすることも
多いかもしれません。
特に連日お話している
「マスカケ」の様に
良い意味で捉えられている事は
私の解説で
ガッカリする方も多いでしょう。
ただ、
「大成功」と言われているのに
一向に成功しないのと
「大成功とは限らない」と
現実を知って
そこから解決し成長するのと
どちらが良いかと言えば、
私は後者が良いと
考えています。
今日も現実的にお話を
していきます。
〇 マスカケの鎖状
マスカケ線
ここでは
「純粋な」キレイな
マスカケを示しています。
このように
変形ではないキレイなマスカケの場合
「頭脳線」と「感情線」が
一本になっているという性質から
「線が太い」のが普通です。
マスカケの人は
基本的に
「線が太い」「線が濃い」
「ハッキリしている」という
特徴があります。
マスカケだけど
手相が薄いという人は
あまりいません。
(変形マスカケは例外)
ということは、
マスカケ線が「鎖状」になるのは
非常に珍しいのです。
滅多にいないと言ってもいいでしょう。
〇 意味
では、もし
そのマスカケが鎖状になっていたら
どういう意味になるでしょうか。
まず、「鎖状」というのは
「線の意味を弱める」役割です。
そして、マスカケは
ここではわかりやすいように
「大成功」と仮定しましょう。
これらを合わせると
「大成功の可能性が弱まる」
というのが
教科書通りの答え
ということになります。
これで一件落着と
いかないのが、手相の面白い
ところです。
というか、
基本的には先ほどの判断で
問題ないわけです。
最初に仮定した事で
一応の結論は出ているわけです。
しかし、私はいろんな可能性を
分析するのが好きなので
色々考えます。
例えば「マスカケ」は
「冷静」な人から「行動的」な人まで
性格は様々でしたね。
例えば、「冷静」な人のマスカケが
鎖状ならば、
「冷静さが弱くなる」可能性や
「自分に自信がない」可能性が
出てきます。
逆に「行動的」な人のマスカケが
鎖状ならば、
「行動力が弱くなる」可能性や
「過剰な行動力」となる可能性が
あります。
ということは、
「鎖状」=悪いとは
限りません。
行動力が弱くなることで
安定感が出る可能性もあります。
これは、一人一人
鑑定しなければ
細かい意味はわかりませんが、
このように
同じ線、同じ状態であっても、
様々な見方ができることを
忘れないで下さい。
これが、手相の良いところです。
手相は全員違うのに、
解釈は統一というのでは、
手相の良さが全くいかされていないと
私は考えています。
あまのじゃくかもしれませんが、
いろんな角度から見ると
手相はとても面白いです。
これからもお付き合い頂ければ
幸いです。