手相を知りたい
という人はたくさんいます。
勉強して楽しんでいる方も
たくさんいます。
私の思いとしては
「実際に使って欲しい」
と思っています。
実生活で手相が活躍する場面は
多々あります。
その中でも
活用価値の高いのは
家族に対してで
特に「子ども」に
活用できると考えています。
もちろん、
親に対しても使えるわけですが、
今回は
ご相談の多い
子育てに関して
手相の視点から見ていきましょう。
〇 手相を分類しよう
手相は人それぞれであることが
最大のメリットであり
デメリットです。
今回の様に
何かに手相を生かすには
まずある程度手相を分類して
枠に当てはめる必要があります。
大きく分けていきますので
あなたのお子様が
どれに当てはまるか、
考えてください。
- 手が大きい
- 手相が濃い
- 手相が薄い
- 線が多い
- 線が少ない
- マスカケ線
この6つに分類したいと思います。
では、ひとつずつご紹介していきます
〇 手が大きい子
手の大きさは、普通
体の大きさに比例して
大きくなります。
ここで言う手の大きさは
体に比べて大きく感じる子のことを
示しています。
こういう子は、
おおらかで、ゆっくりでマイペース
心優しい面が目立つでしょう。
ですから、接するときに
こちらがガツガツするよりも、
相手のペースに合わせて
共感してあげることが大切です。
ゆっくりで、
親としてはイライラすることも
あるでしょう。
しかし、せかすよりも
うまく導く方が
結果早くすみます。
日頃から、本人のペースを
よく観察しましょう。
〇 手相が濃い
手相がハッキリと
濃く出ている子は
手相の示すとおり
ハッキリと自分の意見を
主張する傾向にあります。
もちろん、
人見知りの
手相が濃い子もいて
絶対ではありません。
それでも、
手相の濃さは
自分の生き方に対する
こだわりの表れです。
ですから、
小さい頃から
大人びた意見を言ったり、
子どもっぽくないところが
あったりするでしょう。
こういう子は、
どんどん任せて
リーダーシップを取ってもらうように
接していくことです。
生意気なことを言うからと
大人がムキになっても
改善されません。
むしろ、
その子を認めて任せていく方が
うまくいくでしょう。
〇 手相が薄い子
ぱっと見、手相が薄い子は
人と関わる事を
苦手としている傾向にあります。
友達はいるんだけれど、
仲良くなるまで時間がかかるタイプです。
何より、
自分の意見を主張しない為
親としてはどうしたものかと
思ってしまうでしょう。
時には
「なんとか言いなさい」
なんて、言いたくなることも
あるでしょう。
こういう子は
言いたいけど、言い出せないだけ
なのです。
親が待って聴いてくれるとさえ
わかれば
徐々に言えるように
なってきます。
充分に待ってあげましょう。
〇 線が多い子
手相の線が多い子は
頭の中で
たくさんの思いを巡らせる子です。
物思いにふける子もいれば
行動によって消化する子もいます。
ですから、
おとなしい子から、
活発な子まで幅広いのです。
共通点は
「多く考える」ことです。
それを悩みとして捉える子と
前向きな選択肢として考える子が
います。
いずれにしても、
決断を下すまでに時間のかかる子です。
本人なりに
一生懸命考えているので
決断を迫るよりも、
「もっとほかの考えは?」と
どんどんはき出させてあげると
いいでしょう。
〇 線の少ない子
手相の線が少ない子は
あまり迷わない子です。
即断即決。
道を決めたら集中するタイプです。
ただ、道が決まらないと
何をしたら良いのかわからなかったり、
与えられることになれてしまう
傾向も持っています。
すぐに道を決めることは
難しいでしょうから
本人がやりたいと言ったことを
どんどんやらせてあげましょう。
きっと何か見つかるはずです。
〇 マスカケ線
なぜ、マスカケだけ
特別に書いているのか。
実は、鑑定のご相談で
「うちの子マスカケで・・・」
というお悩みをたくさん伺うからです。
まず、マスカケ線を
見ておきましょう。
マスカケ線の子は
非常に物わかりが良くて
楽に子育てできるタイプの子と
「もう先生どうしましょう」と
困り果ててしまう子と
両極端です。
物わかりの良い子はさておいて、
困り果ててしまうタイプは
どんな子なのでしょうか。
それは、自立心旺盛で
誰かに指図されることを
非常に嫌います。
ですから、
親の言うことは
聞かない傾向にあります。
これをねじ伏せようとすると
悪化するだけですから
「あなたはどうしたいの?」と
必ず本人の意見を聞き出した上で
「それならこのほうがいいんじゃない?」と
提案して話し合っていくことです。
自分の意見が言える子ですから、
話し合いが出来るようになれば、
将来も楽しみです。
〇 まとめ
お子様がどの手相タイプに
当てはまるのか
決めるのが難しいかもしれません。
タイプに当てはめられたら
実行してみて下さい。
あくまでタイプに分けたので
絶対に当たるわけではないことを
お忘れなく。
次回もお子様について
お話していきます。