現代ではあまり使わなくなった言葉に
「放縦(ほうじゅう)」という言葉があります。
意味は「思うままに振る舞うこと」や
「規律もなく勝手にすること」など
という意味があります。
そんな言葉の付いた線が
2つあります
手相に出るとどんな意味になるのか
見ていきましょう。
〇 1つ目の放縦線
1つ目の放縦線は
こんな形です。
専門的に表現すれば
「月丘(げっきゅう)」に
横線がハッキリ出ている状態です。
これは、健康線の一部と
言われることもあり
「病気の可能性」を
示唆します。
放縦という「自由な生き方」が
不摂生、不規則を誘発して
それが原因で病気になる
可能性が高いです。
診察を受けると
何かしらの病名が付く可能性が
あります。
持病がある人にも出る事があり
すべてが不摂生とは言えません。
しかし、健康なのに
この放縦線が出ていれば
それは生活スタイルを見直す必要が
あるわけです。
〇 2つ目の放縦線
2つ目は細かい線が多数出ている状態です。
このように細かい線が
多数出ている状態が
不摂生や不規則な生き方を
している状態を示します。
ここで私が、
「状態」と表現している意味を
ご説明します。
不規則というと、
夜勤の人などは
全員放縦線が出てしまいます。
しかし、
お客様の中でも多い
看護師や医師などを拝見しても
放縦線はありません。
つまり、仕事や様々な状態で
生活を合わせている人は
不規則でも出る事は少ないです。
逆に、働いていないニートや
朝から仕事や学校なのに
夜更かしをしてしまう人や
寝る前に何かを食べてしまう人は
規則正しいとしても、
放縦線が出ます。
不健康な状態で
自由に生きる人には
出てしまう線と言えます。
〇 まとめ
放縦線は
勝手気ままに生きる人に
出る線とされてきました。
現代では
月丘にハッキリ出るものは
病気の予兆。
細かく出る線は
生活スタイルに
改善の余地がある
ということになります。
どちらにしても
放縦線は自分はもちろん
周りにいる人には
出て欲しくない線と言えるでしょう
なるべく
この線が出ない生き方を
したいものです。