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人生で後悔するのは○○

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この記事で学べること

はじめに:あなたの人生は、今、楽しいですか?

皆さん、こんにちは。手相家の雅也です。

大変ご無沙汰しております。「ミッドナイト人生相談」の時間がやってまいりました。

しばらくぶりの配信となってしまったのには、いくつかの理由があります。
そのお話の前に、皆さんに一つお伺いしたいことがあります。↓

皆さんは、今の人生を楽しんでいますか? 幸せを実感していますか?

私自身は、どちらかというと人生に苦しさを感じることのほうが多く、
なかなか「楽しい人生」というものを思い描いたり、歩んでくることができなかったタイプです。
意外に思われるかもしれませんが、そうなのです。

この文章をご覧の方の中にも、もしかしたら私と同じように、
人生で楽しいことよりも、
むしろ苦しいことや辛いことのほうが多かったという方がいらっしゃるかもしれません。

「頑張らなくてもいい」という考え方

今日お伝えしたいのは、「苦しいのはあなた一人ではない」ということ。

しかし、「だからあなたも頑張ろう」というメッセージではありません。
むしろ、「人生はそんなに頑張らなくてもいい」というお話をさせていただきます。

「頑張らないと、向上も成長もないのではないか?」と思われるかもしれません。

しかし、「頑張る」という行為は、人間特有の考え方ではないでしょうか。

キリンの進化から学ぶ「努力」の本質

分かりやすい例として、キリンの話をしましょう。

キリンは昔、首が短かったと言われています。
それが、ある日突然、首の長いキリンが生まれたというのです。
つまり、徐々に首が長くなっていったわけではない、ということです。

この進化の理由について、研究者たちはいくつかの仮説を立てています。

その一つに、
「他の動物に食べられていない高い場所にある食べ物は、食糧危機に耐えうる。
 子孫を残すために、あの木の上の実を食べたいと願い続けた結果、首の長いキリンが生まれた」というものがあります。

では、そのキリンは、木の上の実を食べるために何か特別な努力をしたのでしょうか?
おそらく、していないでしょう。

なぜなら、
今すぐには食べられない木の実を狙うよりも、手が届く範囲にある、
すぐに食べられるものを探す努力をしていたはずだからです。

もし努力をしていたとしても、それは食料を探すという本能的な欲求によるものです。

「食べたいから探す。見つかったから食べる。」
その間、キリンが「あの木の上のものが食べられたらいいのにな」と考えていたとは、ちょっと思えません。

しかし、進化の過程で、このままではキリンという種が途絶えてしまう、子孫が残せないということを遺伝子レベルで感じ取り、遺伝子の変異が起きたのかもしれません。

最近では、エピジェネティクスという、遺伝子が変化するということが分かってきています。

これはあくまで本能的な、あるいは遺伝子的な部分の話であって、
キリン全体が危機を感じ、「よし、木の上になっている実を食べられるようになれば子孫を残せるぞ!」と考えたから首が長くなった、というわけではないはずです。

もしそうなら、他の草食動物も皆そうなってもおかしくありません。

では、なぜキリンだけがそうなったのか? それは未だに解明されていません。

ここでお伝えしたいのは、努力をして何かを手に入れることだけが素晴らしいわけではない、ということです。

皆さんは、この「人生」というサバンナの中で、社会に出れば多くの強敵に遭遇します。

嫌なことをしてくる人もいれば、辛い出来事もたくさんあるでしょう。

その中で、今日もサバイバルして生き残った、ということこそが何よりも大切なのです。

人生で本当に後悔することとは?

もちろん、良い大学に入ること、良い会社に入ること、
社会に貢献すること、使命を果たすことなども、非常に大切なことです。

しかし、私たちはまず「生きる」ということ。これだけで十分に素晴らしいのです。

なぜなら、人は死に際に何を思うかというと、
大抵の場合「後悔」をすると言われているからです。
(この話をすると長くなってしまいそうですが、お付き合いいただけますでしょうか?)

基本的に、人は誰でも死に際に後悔をすると言われています。

しかし、自ら死を選ぶ方というのは、後悔をしません。
それがその人にとっての目標達成だからです。

もし、自ら死を選ぼうとしている人が「もっとこうすればよかった」と思っているのであれば、
その人は生きることができます。

なぜ断言できるかというと、私自身も人生の中で何度か自ら死を選ぼうとした経験があるからです。
ごく最近、1~2年ほど前にも、死を選ぶ寸前の状態でした。
そのような経験があるからこそ、そういった方々の気持ちや、その恐ろしさも理解できます。

話を戻しましょう。

ある程度幸せに生きた人は、必ず死に際に後悔をすると言われています。
その時に後悔するのは、「もっと仕事を頑張ればよかった」ということではありません。

例えば、
「もっと海外旅行に行っておけばよかった」といったことなのです。
「もっと欲を満たしておけばよかった」と。

私は仕事というものは素晴らしいものだと考えています。

ですから、「死に際にもっと仕事をしておけばよかったと思う人はいない」という意見には、少し違和感があります。
例えば芸術家であれば、「もっと良い曲を書きたかった」など、
仕事に関することを思って亡くなる方もいらっしゃるでしょう。

それは、霊的な存在と対話をすることで分かることです。

幸せな人というのは、そうやって
「もっと欲を満たしておけばよかった」と後悔するのです。

つまり、「もっと努力をすればよかった」
「もっと本が早く読めるようになればよかった」
「もっとスキルアップすればよかった」といった後悔はしないのです。

「もっと〇〇しておけばよかった」と後悔しないために

もしあなたが、「私は何も成し遂げていない」「使命も分からない」「会社でも大切にされていないし、
大きな成果も残していない」「家族にも認められていない」といったことで悩んでいるとしたら、
その悩みは、あなたが亡くなる時の後悔の種にはなりません。ですから、もう悩むのはやめましょう。

それよりも、あなたが亡くなる時に後悔するのは、
「もっと美味しいものを食べておけばよかった」
「もっと好きな車に乗っておけばよかった」
「もっと好きなものを買っておけばよかった」
「節約なんて頑張らなければよかった」
といったことなのです。

もちろん、後悔するからといって、有り金全てを使い果たしてしまうのは違います。

あなたは毎日、将来のために何かを我慢して備えているかもしれません。

お金を備えることもあれば、体力を温存することもあるでしょう。

あるいは、ただひたすら我慢をすることもあるかもしれません。
しかし、それで本当に良いのでしょうか?

明日、今日、大きな地震が起きるかもしれません。

そうなったら、あなたが欲しいと思っていたものは二度と手に入らないかもしれません。

あなたが行きたいと思っていた場所には、もう二度と行けないかもしれません。

そう考えると、ある程度、自分の欲求に素直に生きていくということが大切です。

ですから、「もっと家でだらだらしていたい」という人生が良いと思うのであれば、
全力でそれを獲得しに行きましょう。

社会的に認められるかどうかということは、必ずしも重要ではありません。

あなたが幸せになるのは、あなた自身が満たされた時なのです。

苦しい時こそ見える、本当に大切なもの

私自身も、苦しい時期を歩んできました。
そのことについては、また別の機会にお話しさせていただければと思います。

このような経験をしてきた私だからこそ、あなたの辛い気持ちがよく分かります。

なぜなら、皆さんからたくさんのご相談をいただいているこの「ミッドナイト人生相談」でさえ、
2年近くまともに配信できない状態だったからです。

体調を崩していた時、改めて思ったのは、「やはり今しかできないことをやっておこう」ということでした。

そして徐々に回復し、今こうして皆さんの前でお話しできている状況です。

このような時、人生で一番大切なものが見えてくるように思います。

あなたらしい人生を生きるためのヒント

もしあなたが今、人生で苦しい時を迎えているのであれば、
その苦しみと正面から向き合うのではなく、

「この苦しみから解放されたら、今一番何をしたいだろうか? 何をしたいと思うだろうか?」
ということに意識を向けて、人生を選んでいっていただきたいと思います。

もちろん、言うのは簡単で、
現実にはお金の問題やその他の様々な事情があり、
すぐに「はい、分かりました。できました」というわけにはいかないことも
重々承知しています。

しかし、真面目にスキルアップし、努力し、頑張るという人生も大切ですが、
それよりも、
あなたが今の人生に後悔を残さないということの方が、はるかに大切なのです。

あなたが「生きたい人生」を生きるために、
何が必要なのかを考えてみてください。

私は、「なるべく自分の部屋から出たくない」という人生を歩むために、
今何が必要なのかを考えています。
それでいいのです。

そこから、あなた自身の正常な進化が始まります。
皆と同じことをしていては、皆と同じ人生になってしまいます。

あなたは、あなたらしく生きてください。

おわりに:今日を、そして明日を大切に

このままお話ししていると長くなってしまいそうなので、
また別の機会にお話しさせていただければと思います。

これからは少しずつ、以前のペースに戻していけたらと思っていますが、
無理はしないように、とにかく「生きる」ということを一番大切にしていきたいと思います。

あなたも一緒に、生きていきましょう。

今夜が、あなたにとって素晴らしい一晩となりますように。
そして明日が、もっともっと素晴らしい一日となりますように。

雅也でした。おやすみなさい。

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